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大人は社会の要請に子どもを適合させるため、制度的に定義された「正しい答え」へと善意の下で子どもを導き、その過程で無自覚のうちに子どもを規律化していきます。この規律化は「逸脱者を可視化し、排除する」ことによって成立します。「教師」や「先生」、「指導者」と呼ばれる謂わば「規律化装置の維持を担う存在」が子どもの不適合を指摘することで、子どもは次第にそのルールに順応していきます。そして、この過程において制度的要請が教育と結びつくと、子どもの自由な発育は阻害され、社会に適合する歯車のような存在が形成されていきます。義務教育である小学校や中学校は、子どもを社会的資源として位置づける国家政策の一環であり、本質的にはこのような規律化訓練の機能を担う功利主義的な制度施設です。子どもは無自覚のうちに「学校というゲーム」のルールを「当たり前」のものとして受け入れます。そして、この「当たり前」は大人になってからの社会的規範へと連続し、最終的には「逸脱者を可視化し、排除する社会構造」へと接続されていきます。いじめや不登校、子どもの自殺、さらには教員の不祥事といった現象も、この「逸脱者を可視化し、排除する規律化」
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